マスターズ制覇のスピースが世界2位に躍進 松山も2ランク浮上

米国男子メジャー初戦「マスターズ」を制した21歳のジョーダン・スピースが、世界ランクポイント100点を獲得し、前週の4位から自己最高の世界ランク2位に浮上した。マスターズは単独4位フィニッシュだった世界1位の25歳ロリー・マキロイとの差は平均ポイントで「2.4点」。25歳以下の選手で1、2位を占めるのはランキング史上初のことだ。

世界ランクトップ10以内では、マスターズ2位タイのジャスティン・ローズが前週11位から8位に復帰。今シーズン好調のダスティン・ジョンソンもマスターズ6位に入り、1ランク順位を上げている。

9週間ぶりに復帰したタイガー・ウッズは17位で競技を終了し、8.25点の世界ランクポイントを加算。前週比10ランクアップの101位まで順位を戻した。今大会のプレーについて「満足している」と振り返りながら、大会後に「しばらくは休む」と話しており、次戦は未定だ。

単独5位に入った松山英樹は、世界ランクポイント24点を獲得し、前週比2ランクアップの世界15位に。松山は、米ツアーの「FEDEXカップランク」では14位から10位、賞金ランクでも13位から9位とそれぞれトップ10入りを果たしている。

順位／選手名／前週の結果／前週比
1位／ロリー・マキロイ（北アイルランド）／マスターズ 4位／変動なし
2位／ジョーダン・スピース（アメリカ）／マスターズ 優勝／2ランクアップ
3位／ヘンリック・ステンソン（スウェーデン）／マスターズ 19位／1ランクダウン
4位／バッバ・ワトソン（アメリカ）／マスターズ 38位／1ランクダウン
5位／ジェイソン・デイ（オーストラリア）／マスターズ 28位／変動なし
6位／ダスティン・ジョンソン（アメリカ）／マスターズ 6位／1ランクアップ
7位／アダム・スコット（オーストラリア）／マスターズ 38位／1ランクダウン
8位／ジャスティン・ローズ（イングランド）／マスターズ 2位／3ランクアップ
9位／セルヒオ・ガルシア（スペイン）／マスターズ 17位／変動なし
10位／ジム・フューリック（アメリカ）／マスターズ 予選落ち／2ランクダウン
：
101位／タイガー・ウッズ（アメリカ）／マスターズ 17位／10ランクアップ

★ 200位以内の日本人選手
順位／選手名／前週の結果／前週比
15位／松山英樹／マスターズ 5位／2ランクアップ
75位／小田孔明／出場せず／2ランクダウン
83位／岩田寛／出場せず／2ランクダウン
102位／片山晋呉／出場せず／3ランクダウン
112位／近藤共弘／出場せず／2ランクダウン
119位／谷原秀人／岐阜オープン 16位（世界ランク対象外試合）／3ランクダウン
126位／池田勇太／出場せず／変動なし
141位／藤田寛之／岐阜オープン2位（世界ランク対象外試合）／7ランクアップ
147位／石川遼／出場せず／2ランクダウン
174位／藤本佳則／岐阜オープン 27位（世界ランク対象外試合）／2ランクダウン
178位／宮本勝昌／岐阜オープン 18位（世界ランク対象外試合）／変動なし