2015年 マスターズ

アダム・スコット 「マスターズ」は長尺パターで

2015/04/02 10:25
アダム・スコットは今年に入り3試合で通常のシャフト長のパターでプレーした(Sam Greenwood/Getty Images)

アダム・スコット(オーストラリア)が9日(木)に開幕する今季のメジャー初戦「マスターズ」で、昨年まで愛用していた長尺パターを使用することを決めた。1日(水)にオーストラリアの通信社AAPの取材に答えた。

スコットは2013年のマスターズで、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)とのプレーオフを制してメジャー初勝利。長尺パターを使用してメジャーを制した史上初めての選手となった。

16年1月から、パターのグリップエンドを体に固定して打つアンカリングを禁止するルール改定のため、スコットは今年に入って通常のシャフト長のパターにスイッチ。自身初戦となった「WGCキャデラック選手権」では4位フィニッシュを決めたが、翌週「バルスパー選手権」ではグリーン上で苦しみ、12年5月以来となる予選落ちを喫した。

3戦目の「アーノルド・パーマーインビテーショナル」の後には「(オーガスタでは)長尺パターでパッティングをするのが賢明だろう」と話していた。

AAPに対し「強い自信を持って臨める。歴代チャンピオンとしてこれから生涯を通じて(オーガスタに)戻れる。ここ5年はずっと素晴らしいプレーができている」とコメント。ひとまずは“マスターズ限定”となる見込みで、なりふり構わず2着目のグリーンジャケット獲得を狙う。

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