2014年 WGC HSBCチャンピオンズ

岩田寛が“饒舌”に?開幕前から世界の刺激

2014/11/04 17:31
決して調子はよくないが、柔らかい表情でWGCに向け練習を続ける岩田

世界選手権シリーズ「WGC HSBCチャンピオンズ」は6日(木)、中国シェシャンインターナショナルGCで開幕する。指定された国内トーナメントの優勝者に付与される今大会の出場権。辞退者が出たことで、9月の「フジサンケイクラシック」を制した岩田寛には、繰り上がりで願ってもないチャンスが巡ってきた。

朗報が舞い込んだのは3週間前。かねてから海外志向が強く、即出場を決めた。年末には来季の米ウェブドットコムツアー最終予選会も控えている。「やっぱり刺激を受けるじゃないですか」と、こともなげに言った。

前週「マイナビABCチャンピオンシップ」を終え、3日(月)にコースに入り、すぐにラウンドを開始。「刺激」はすぐにやってきた。ホテルのトレーニングジムに足を踏み入れた時のこと。

「僕、ヒメネス(ミゲル・アンヘル・ヒメネス)って、トレーニングも何もしないと思っていたんですよ。でもバンバンやってたんです。日本のホテルで例えばジムがあったとしたも、誰もいないんですよ。でも昨日行ったら込んでいて…みんな外国人って体がデカいって言うけど、やることやってるんだなあと。すごく太っている選手も、キャディまでやってたんです」

開幕2日前、4日(火)のコースチェックではキム・ヒョンソン(韓国)らとプレー。

「後ろでキーガン・ブラッドリーが回ってたんです。メチャクチャ飛ぶんですよ。日本では20yd置いて行かれることもないですけど…。一瞬、ヤル気がなくなった。でも向こう行ったらそんなのザラなんで。自分のできることをしっかりやるしかないですね」

基本的には“寡黙”で知られているが、目標とするステージに触れれば、冷静な口調も熱っぽくなった。

「こっちに来て、雰囲気と日本にないようなコースに飲まれています。(出場選手が全員4日間をプレーするため)予選落ちはないんですけど、逆に恥をかく場合もあるじゃないですか、メチャクチャ打ったりして…大変ですよ。ガンガン攻めて“事件”になっちゃうホールもある」。8月末から12月のQTまでは15週連続の出場。けれどいまは、疲れも感じさせない“特効薬”がある。(中国・上海/桂川洋一)

2014年 WGC HSBCチャンピオンズ