タイガー・ウッズがライダーカップ出場を辞退 12月の復帰目指す
2014/08/14 12:52
腰および背筋痛の影響から不振が続いているタイガー・ウッズが、9月25日(木)にスコットランドのグレンイーグルスホテルで行われる米国と欧州との対抗戦「ライダーカップ」を欠場することが決まった。米国選抜を率いるトム・ワトソンに対し、主将推薦があっても辞退する意向を示していたことを明らかにした。
ウッズは13日(水)、自身の公式ホームページで「トムとは既にライダーカップの話をした。主将推薦で僕を選んでくれる可能性について本当に感謝しているが、(いまは)自信が及ばない。米国チーム、ライダーカップはベストを尽くせない僕にとってはあまりに重い」とコメントを寄せた。
3月に腰の手術を受け、メジャー初戦の「マスターズ」を、初出場となった1995年以降初めて欠場したウッズは6月末の「クイッケンローンズ・ナショナル」で復帰したが、7月「全英オープン」で69位と沈黙。前週の「全米プロゴルフ選手権」では予選落ちを喫した。フェデックスカップポイントランキングは218位(8月13日現在)に沈み、次週から始まるプレーオフへの出場を逃して実質的にシーズンを終えていた。
ホームページでは「医師とトレーナーから背中、腰の筋肉を休ませることが必要と言われた。いまはラウンドも練習も控えている。幸運なことに、手術した箇所とは違う」と説明し、12月にフロリダ州オーランドで行われる、自身のチャリティ競技「ワールドチャレンジ2014」で復帰する考えを示した。