2014年 全米プロゴルフ選手権

練習ラウンドは計18ホール 松山英樹は「いつも通り」の省エネ調整

2014/08/07 08:02
開幕前日はコースには出ず、軽めの調整で最後の準備を整えた松山英樹

海外メジャーの今季最終戦「全米プロゴルフ選手権」開幕を前日に控え、松山英樹はコースに出ることなくパッティンググリーンとドライビングレンジで3時間ほど汗を流し、明日に迫った大会初日に向けて最後の調整を終えた。

開幕2日前は午前中で練習を切り上げ、午後はホテルで静養に努めた。「良いショットができていなかったし、体を軽く動かす感じでコンディショニングしていた」と、体の状態を整えることを優先した。この3日間のラウンド数は月曜日の夕方にイン9ホール、火曜日の早朝にアウト9ホールの計1ラウンドのみ。先週の「WGCブリヂストンインビテーショナル」でも開幕前日は練習ラウンドを回避していたが、メジャーでも「いつも通りです」という自己流の調整法を貫いた。

「ラウンドの回数は少なかったけれど、コースをイメージしながら練習はできた。うまく攻めることができれば上位にいけると思う」と言い切り、言葉に自信を漂わせた。

「グリーンを外さないことが一番。そのためにもティショットが大事になる」とポイントを掲げた松山。初日はトップから2組目、午前7時45分にアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)、パトリック・リードと同組で10番からスタートを切る。(ケンタッキー州ルイビル/塚田達也)

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