2014年 WGCブリヂストンインビテーショナル

松山英樹「まだ火曜日」、丸山大輔「もう帰りたい」

2014/07/30 07:24
松山英樹と丸山大輔、同じ火曜日でも漂わせる雰囲気はまるで違う…

今週、オハイオ州アクロンにあるファイヤーストーンCCで31日(木)に開幕する「WGCブリヂストンインビテーショナル」に出場する日本勢は総勢3人。松山英樹丸山大輔竹谷佳孝はこの日、一緒に18ホールの練習ラウンドを行った。

松山にとっては、昨年21位に入ったコースであり、フル参戦1年目のスケジュールの中では数少ないラウンド経験のあるコース。「関係ないっすよ」と鼻で笑うが、今回もすでに土曜、日曜に9ホールずつを回って、今日も18ホールをラウンド。この日は、かつてのエースドライバーを持ち込んで、現ドライバーと打ち比べるなど、クラブやスイングの微調整に費やした。

最終日に向けて、徐々に集中力を高めていくのが松山のスタイルだけに「まだ火曜日ですからね」と、表情も終始柔らかいままだった。

一方、昨年10月の国内男子「ブリヂストンオープン」覇者の丸山大輔は、今大会初出場。今年1月に右足小指を骨折し「2ヶ月くらい足がつけない状態だった」という43歳は、「最近、飛ばなくなってきたと思っていたところで、怪我で筋肉が落ちてしまって…。それで、このモンスターコースですからね」と、飛距離への不安をぬぐい切れない。

「早く帰りたい」とこぼすものの、今大会に予選落ちは存在しない。「4日間、地獄です」と本戦を前に出てくるのは自虐的な言葉だった。

なお、この日予選ラウンドのペアリングが発表され、松山はブラント・スネデカー、丸山はケビン・ストリールマンと同組となった。(オハイオ州アクロン/今岡涼太)

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