米国男子ツアー

最新世界ランキングが発表 初のNo.1スコットがコメント

2014/05/19 16:21
初の世界ランクトップに立ったA.スコット。ウッズに替わり長期政権を築けるか?(Sam Greenwood/Getty Images)

米国時間19日(月)に最新の世界ランキングが発表され、アダム・スコット(オーストラリア)がタイガー・ウッズを抜いて、自身初となる世界ナンバーワンの座に就いた。

前週は、3月末に腰の手術を受けてから戦列を離れているウッズ、前々週の「ザ・プレーヤーズ選手権」から1週間の休養をとったスコットともに試合への出場は無かったが、過去2年の成績を元に算出されるランキングの仕組みにより、ウッズは昨年3月のトップ返り咲きから1年2ヶ月で王座を降りることになった。

スコットは同日、昨年4月から契約を結ぶアパレルメーカー、ユニクロを通じて「ゴルフをはじめたときから目標としてきた世界ランキング1 位を達成できたことを非常にうれしく思います。ここまでサポートしてくれたユニクロに感謝します」(抜粋)とのコメントを発表した。

2位に陥落したウッズは、現時点でスコットとの差は僅かなものの復帰時期は未定。一方で、同3位のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、同4位のマット・クーチャー、同5位のバッバ・ワトソンらも着々とトップに近づいており、しばらくは実力者たちによる熾烈な王座争いが続くことになりそうだ。