2014年 マスターズ

【速報】B.ワトソンが単独首位でサンデーバック9へ 20歳のスピースが2打差を追う

2014/04/14 06:01
最終組で火花を散らす2人は、ワトソンがスピース(左)をリードして後半に入った(Harry How/Getty Images)

米ジョージア州のオーガスタナショナルGCで行われている今季メジャー初戦「マスターズ」の最終日。全選手が前半9ホールを終え、通算5アンダーの首位タイでスタートしたバッバ・ワトソンが4バーディ、1ボギーで通算8アンダーに伸ばし、単独首位に立ち、サンデーバック9に突入した。

最終組の9番通過時点で、2打差の2位に最年少優勝がかかるジョーダン・スピース。3位に通算4アンダーのヨナス・ブリクスト(スウェーデン)。さらに1打差でマット・クーチャーリッキー・ファウラーが続いている。

並んで出たワトソンとスピースの最終組は、スピースが2番(パー5)でバーディを先行。ワトソンは3番でボギーを叩き、序盤は2打差のビハインドを追う展開となったが、4、6番の両パー3でバーディでリズムを取り戻し、8番(パー5)、9番の連続バーディでスピースをかわしてハーフターンした。一方のスピースは2打差リードして迎えた8番の第1打で3Wを使う安全策。結果的に裏目となり、ワトソンとは対照的な連続ボギーで、逆に2ストロークを追って後半9ホールに入った。

ワトソンが優勝すると、2年ぶり2度目の大会制覇。20歳で今大会が初出場のスピースは、1979年のファジー・ゼラー以来となる史上4人目の初出場初優勝と、1997年にタイガー・ウッズが記録した21歳3ヶ月14日の最年少優勝記録更新がかかっている。

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