タイガー・ウッズが初のマスターズ欠場を表明
2014/04/02 01:56
世界ランク1位のタイガー・ウッズが、次週ジョージア州オーガスタで開幕する今季米メジャー初戦の「マスターズ」を欠場することを自身のウェブサイトで発表した。
ウッズは今週月曜日、ユタ州で神経外科医のチャールズ・リッチ氏執刀の元、痛めている腰の椎間板切除手術を行い、手術自体は成功したものの復帰までは数ヶ月かかる見通しだという。
「マスターズの準備を整えようとしたが、良い進展を得られなかった。そこで医師と相談し、この手術をすることを決断した」とウッズ。「オーガスタナショナルのメンバー、スタッフ、ボランティア、そしてパトロンの方々に、マスターズを欠場する無念を表明します。僕にとっては特別な1週間ですが、今後もリハビリのために数試合の欠場を強いられることになるでしょう」とコメント。復帰は夏頃の予定だという。
95年にアマチュアとして初出場して以来、19年連続で「マスターズ」に出場し過去4勝を挙げてきたウッズ。96年のプロ転向後も4大メジャーで唯一フル出場を続けてきたが、今回が初めての欠場となる。
「今は厳しい状況だけど、将来については楽観している。何度も繰り返しているように、サム(スニード)と、ジャック(ニクラス)は全キャリアを通じて偉大な記録を残してきた。自分にもまだ沢山の時間が残されている」と、サム・スニードの持つPGAツアー通算82勝(ウッズ79勝)、ジャック・ニクラスのメジャー通算18勝(ウッズ14勝)を改めて目標に明言し、力強い決意も明らかにした。