松山英樹が事前ラウンドを開始 ゴルフの練習のあとは…
2014/03/05 09:26
フロリダ州のトランプナショナルドラールで行われる「WGCキャデラック選手権」開幕2日前、初出場となる松山英樹が、当地で練習ラウンドを開始した。前週の「ザ・ホンダクラシック」で途中棄権した左手首の状態を考慮しながら、午前中にアウト9ホールだけをチェックした。
この4日(火)は、昨年度の日本ツアー賞金ランク2位のキム・ヒョンソン(韓国)、オーストラリアのスコット・ヘンドとプレーをともにした。「今の状態ではフルスイングはなかなか難しいときもある」と2人に飛距離で劣るシーンもあったが、「ドライバーが期待できない分、今の自分にはアプローチ、パットが重要」と淡々。ラウンドを終えると、前日までと同様、ショートゲームの練習にも精を出した。
そしてゴルフの練習を終えた後には、トレーニングとリフレッシュも兼ね、野球の硬式球でキャッチボール。白球を受ける際には、負傷箇所に気を配って慎重だったが、投球時には「ちょっと体が開いているかな?」と真剣に動きをチェック。美しいフォームから力強いボールを投げ込む姿には、通りがかりのPGAツアー選手からも「タナカ(ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手)?」と冗談交じりの声が飛んでいた。(フロリダ州ドラール/桂川洋一)