2位ウッズは腰痛で四つん這い・・・年間王者に暗雲
2013/08/26 09:36
フェデックスカッププレーオフの初戦、「ザ・バークレイズ」最終日、タイガー・ウッズは優勝にあと一歩のところまで迫ったが、その代償は小さくなかったかもしれない。今週、ホテルの柔らかいベッドのせいで痛めたという腰に何度も顔をゆがめていたウッズ。最終日はついに、フェアウェイ上でショットのあとにひざまずき、四つん這いになるという衝撃的な場面も発生した。
それでも、首位のアダム・スコットにあと1打と迫って迎えた最終18番、タイガーは残りピンまで190ヤードの第2打をピンへと絡め、最後まで気持ちは切らさなかった。まっすぐにピンへ向かって飛んでいった白球は、グリーンに着地すると転がり、奧のエッジへ。8メートルほどのバーディパットは、カップのわずか手前で止まり、プレーオフへ持ち込むことはできなかった。
ホールアウト後、「次週のプレーは可能か?」と問われたウッズは、「なにも断定的なことは言えない」と答えるにとどめた。フェデックスカップポイントでは首位を守ったが、短期決戦の残り3試合で痛めた腰がどう影響するか、先行きは不透明だ。