2013年 WGCブリヂストンインビテーショナル

午前スタートの小平智、谷口徹はともに後退

2013/08/03 08:36
初日は上々のスタートを切った小平だったが、2日目に失速

オハイオ州のファイヤーストーンCCで開催中の世界選手権シリーズの今季第3戦「WGCブリヂストンインビテーショナル」2日目。イーブンパーの19位タイでスタートした小平智は2バーディ、6ボギーの「74」(パー70)とスコアを落とし、通算4オーバーの49位タイへ後退した。

前日、我慢の第1ラウンドを終え「今日のようなゴルフができたら」と話していた小平。10番から出た序盤はその言葉通り、ショートゲームでパーを拾って、ゲームを作った。そして14番でフェアウェイ右サイドからの第2打をピン奥1メートルにつけてバーディを先行。風の穏やかな午前中に、スコアを伸ばす態勢を整えた。

しかし16番(パー5)。きっちり3オンさせながらも「狙いに行った」奥からのバーディパットが2メートルオーバー。そしてこの返しを外して3パットボギー。「そこから少し流れも悪くなってしまって・・・」。折り返しの18番ではティショットを左に曲げてボギー。そして後半アウトで3ストロークを落とし、上位進出はならず。「今日が悪かったけれど、なんとか残り2日間でイーブンパーに戻して・・・良ければアンダーにしたい」と話した。

ショットに手ごたえはあるが、やはり飛距離不足に悩まされている谷口

また、初日5オーバーの69位タイと出遅れた谷口徹は2バーディ、5ボギーの「73」。前半はティショットが安定したが「良いところに行ったときに、攻めていって、それでアイアンの精度が悪くてね・・・」とガックリ。

「やっぱりこっちはレベルが高い。一緒に回った彼(D.A.ポインツ)もアイアンの精度が高い。特にロングアイアン。ショートアイアン並みに打ってくるからね。そこが違う。それにしぶとい。同じようなゴルフをしていても、結局好スコアを出してくる」。通算8オーバー64位タイで第3ラウンドを迎えることになった。(オハイオ州アクロン/桂川洋一)

2013年 WGCブリヂストンインビテーショナル