グァン・ティンラン、過去最短コースで3試合目のティオフ

「マスターズ」で史上最年少の予選突破を果たし、「チューリッヒクラシック」でも同じく決勝ラウンドへと駒を進めた中国の14歳アマ、グァン・ティンランが、今週の「HPバイロンネルソン選手権」でツアー3試合目のスタートを切る。

「すべてのトーナメントがチャレンジです」というグァン。「まだ3試合目だし、すべてが僕にとっては新しい。ベストを尽くして、良いスコアを目指します」と抱負を語った。

グァンにとっての好条件は、この試合は7,166ヤードと過去2試合に比べて総距離がかなり短いこと。「マスターズ」は7,445ヤードで、「チューリッヒ--」は7,341ヤード。アマチュアらしからぬ小技の精度には定評があるだけに、この試合でも予選突破、そして上位進出の可能性も少なくはない。

「少しずつツアーで何をすれば良いのか分かってきました。世界の一流プレーヤーが何をやって、どういうプレーをしているのか。この何試合かで多くを学びました」というグァン。非凡な才能を秘めた14歳の挑戦に、注目だ。（テキサス州ダラス／今岡涼太）