米国男子ツアー

T.ウッズ、3番でのドライバーは判断ミス/マスターズ最終日

2003/04/14 09:00

タイガー・ウッズは第3ラウンドをスコア66で回りトータル1アンダー首位と4打差で最終日を迎えた。前代未聞のマスターズ3連覇に向けて、夢では終わらない予感をさせていた。2番のバーディで勢いつくと思われたが、3番ティショットを右の林へ打ち込み、結果ダブルボギーとしてしまう。初日から3日目まではスプーンやアイアンを使っていたのに、なぜあそこでドライバーを使ったのだろうか?

タイガー・ウッズ
「3番のドライバーは賭けだったんだ。私はアイアンでいきたかったんだけど、スティービー(キャディ)にドライバーでいけば、残りはソフトなグリーンへの簡単なピッチングでチャンスが作れるとアドバイスされて、ドライバーに決めた。もちろん決断を下すのはプレーヤーであり、責任があるわけだから、自分の判断ミス。1986年にジャック・ニクラスが首位に4打差から逆転した時みたいに、最終日スコア65を出せれば優勝できると信じてプレーした」