米国男子ツアー

セントアンドリュース街めぐりベスト10/全英オープン

2005/07/13 09:00

6位 ホテルやレストランの名前もゴルフ、ゴルフ!

B&B(ベッド&ブレックファスト)とホテルを合わせて70件以上の宿泊施設があり中国、インド料理などのレストランもあるセントアンドリュース。THE OPEN期間の予約は5年前から入るほどでどこもいっぱいだが、このような施設もゴルフに因んだ名前が多い。写真のレストランは「クラレットジャグ(=THE OPEN優勝者に贈られるトロフィー)」。そのほかセントアンドリュースゴルフホテル、オールドコースホテル(17番ホール沿い)などがある。

7位 一度は打ちたい! ノン鳥かごのゴルフ練習場

セントアンドリュースにも1つだけゴルフ練習場がある。その名も「セントアンドリュース Practice Center」。
屋根付き打席が12、青空打席が12。オールドコースに沿うように広がっておりネットなしの開放感は本当に気持ちよく飛ばせる。もちろんバンカーやピッチング練習場もある。住民はオールドコースのプレーもほぼ無料で出来るため、1カゴ500円ほど料金がかかる練習場に来ることはないが、子供のデビュー前にはここで指導する人が多いようだ。

8位 バッグパイプの生演奏に気分が癒されます

今日ではスコットランド軍楽隊のトレードマーク的存在になっているバッグパイプ。このバッグパイプの奏者に出会うには、天気のいい日に海岸近くを散歩してみるといい。奏者はスコットランドの民族衣装「キルト」を身に纏い、タータンチェックの風袋を脇に抱えどこか懐かしい独特の音色を響かせている。写真はオールドコースより徒歩1分の広場でのスナップ。観光客に慣れている現地の奏者は、写真撮影にも気軽に応じてくれる。

9位 聖地での初ラウンドはトム・モリスの墓地に敬意を表して

オールドコースから街中に入りマーケットストリートを抜けると10分ほどでトム・モリス・シニアとトム・モリス・ジュニアの眠る墓地に到着する。この街で一番有名な親子はTHE OPENで合わせて8回優勝。特にシニアはプロ、グリーンキーパー、ボール職人などとして幅広く活動し“ゴルフの街”の原点を築いた。世界中から訪れたゴルファーはまずここで彼らに敬意を表し、聖地(オールドコース)での初ラウンドに出掛けていく。

10位 街中のお土産品はゴルフ関係のものばかり

人口はわずか1万6000人ほど。ゴルフ発祥の地というだけでなく歴史を尋ね、大聖堂などを訪れる人も多いセントアンドリュースは、3軒先は土産店という街並である。ゴルフの小物はもちろん陶器や衣料品といったあらゆるものにゴルフの模様が施されていて、見ているだけでも楽しめる。そんな中でもゴルフの発祥地、そして紅茶の国のお土産に、人気なのがこの「ゴルフボールポット」。他にキャディバッグやクラブハウスの形も揃っている。

解説 / 市村まや

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