首位のコメント3日目/グーセン「ミスしたら割り切ること」
全米オープン3日目
-「素晴らしいプレーでしたね」
レティーフ・グーセン
「ありがとうございます。この難しいコースで今日のように上がれたのは嬉しいですね。12番と13番では痛いミスが出ましたが、あの後巻き返すことができて本当に良かったです」
-「あのようなバウンスバックの鍵は何ですか?」
グーセン
「これだけタフな設定だとミスはつきものですからしょうがないと割り切ることですね。13番では3番ウッドでティショットを打ったにも関わらずラフに捕まり、ライは最悪でした。フロントエッジまで届くかどうかというクラブで打ったんですがグリーンをオーバーしましたね。あの時点でボギーはしょうがないと思っていたんですがダブルボギーとなってしまいました。14番ではティショットでバンカーに捕まってしまいましたが、2打目がうまく打てたのでバーディが取れました。その後は自信を持ってプレーできましたね。フロント9で良かったドライバーもバックナインでは今一つでしたからこの後調整したいと思います」
-「54ホールを終えてアンダーパーがあなた一人というのには驚いていますか?」
グーセン
「大会が始まる前に優勝スコアはオーバーパーになるだろうと言われていましたし、やはり難しいですからパーをキープするのが大変です。ここのコースでは簡単に崩れてしまうので全く気が抜けません。明日は天気にもよりますが、1オーバーか2オーバーで切り抜けられれば優勝の可能性は高いと思います」
-「今日の終盤に、最終日を2、3ストロークのリードで迎えられると、コースが難しいだけに展開が楽になると考えていましたか?」
グーセン
「14番のバンカーからナイスショットを打てたあたりから残りのホールで2つくらいバーディが取れれば明日の戦いが少しは楽になるだろうなとは考えていました。実際にいくつかいい形でバーディを決め、18番ではラッキーとしかいいようのないパットが決まったのは大きかったと思います。いい終わり方ができて本当に良かったと思います」
-「あなたは全米オープンでこれまでに2勝を挙げていますから自分のゴルフができれば勝てるという自信があると思います。その自信は明日のプレーに大きな影響を与えるんでしょうね」
グーセン
「それは言えると思いますよ。今日は比較的リラックスしてプレーできました。実際に昨日よりも気持ちが楽だったのは事実です。そのせいか中盤では緊張が途切れたようなプレーになりましたが、その後巻き返すことができて本当に良かったです。やはりここではフェアウェイキープが鍵を握りますね」
-「ジェイソン・ゴアのような無名の選手が上位につけているのは驚きですか?」
グーセン
「ゴアのゴルフはあまりよく知りませんし、どんな人かも知りません。でも、全米オープンで上位につけている選手ですから、いいゴルファーであることは間違いないでしょうね。今日もいいプレーをしていたようですし、最後まで粘りを見せていました。しかし、上位には素晴らしい選手がたくさんいるので全く気が抜けません」