上位陣のコメント初日/タイガー「この大会でイーブンパーはOK」など
全米オープン初日
タイガー・ウッズ(10位タイ・イーブンパー)
「ギャラリーの大歓声がほとんど聞こえないんですが、考えてみたらこのコースのグリーン周りから直接沈めることなんてほとんど不可能ですからね。オーガスタの雰囲気とは明らかに違います。明日以降、私はもっとフェアウェイをキープしないといけないと思います。ティショットで吹き上がるボールが多かったのが問題です。これから練習場で調整して、明日はもっといいプレーをしたいですね。この大会でイーブンパーはとてもいいスコアです。4日続けてイーブンパー以下のスコアならば優勝の可能性は高いでしょう」
オーリン・ブラウン(首位・3アンダー)
「(全米オープンの2次予選途中に)もう嫌だと思ったんですが、ここで諦めたらダメだと考えたんです。それであと9ホールだけプレーして様子を見ようと決めました。そうしたら前半9ホールを30で周り、そのラウンドで59をマークできたので笑いが止まりませんでした。棄権しなくて良かったと思いましたし、あの時の勢いを失わず今日はいいプレーができました。今週のキャディの仕事ぶりも見事で私をリラックスさせてくれるんです。そのお陰でショットもパットもうまく決まりました」
フィル・ミケルソン(6位タイ・1アンダー)
「初日をいいスコアで上がるのはとても重要です。明日以降はコースが難しくなる一方だと思います。初日よりも厳しいコンディションになったらイーブンパー前後のスコアでまとめるのはほぼ不可能でしょうね」
ルーク・ドナルド(6位タイ・1アンダー)
「グリーンが硬くなり続ければスコアがもっと高くなるでしょう。特にこのコースのグリーンは周囲に向ってスロープがついています。うまくチップショットを打ったと思っても、少しでも狙いが外れるとグリーンの反対側にこぼれてしまいます。でも、それがここの特徴なんです。ですから先々のショットを考えてプレーすることが大切なんです。戦略性の富んだ素晴らしいコースですね」