ドライバー2本作戦は封印!?P.ミケルソンが全米OP仕様クラブでメジャー連勝を狙う!!
メジャー3試合連続優勝を狙うフィル・ミケルソンは前哨戦となる「バークレイズクラシック」を通算1アンダー(70-70-71-72)、順位は18位で終了している。バークレイズを制したビジェイ・シンは4日間で13個のバーディと1つのイーグルを奪っていたが、ミケルソンはそれを上回る15個のバーディを奪っており、翌週の「全米オープン」を控え、好調で攻撃的なゴルフができているようだ。
最終日も午前中にはウイングドフットGCに足を運び、2時間ほど練習をしたと語っていたミケルソンは、かなり入念に準備をしているようだ。ウイングドフットGCのヘッドプロ、トム・ニーポートさんからもいろいろなアドバイスを聞いているようだ。
「マスターズ」で優勝をした秘訣として2本のドライバーを使用したミケルソンだが、「全米オープン」では2本のドライバー作戦の可能性は低いと語っている。「バークレイズクラシック」最終日のあとの公式インタビューでは「天気次第で予定は変更するかもしれませんが、多分(2本のドライバーは)使わないと思います。キャロウェイがウイングドフット用に作ってくれた特別のドライバーを使うと思います」と語っている。
道具といえば今年プレーヤースチャンピオンシップから使っている、オデッセイの「XG」インサートはとても気に入っているようで、特に「軟らかいフィーリング」と「しっかりとした音」の両方のバランスの良さがこのインサートの特徴だという。アンジュレーションが激しく、デリケートなタッチが要求されるウィングドフットの難グリーンでも、見事なパッティングを披露できるであろうか!?
大会前の地元ゴルフファのオッズは、タイガー・ウッズが1番人気の6倍となっているが、ミケルソンは2番手で6.5倍から7倍というデータとなっている。2002年のべスページ大会、2004年のシネコックヒルズ大会ともニューヨーカーはミケルソンへの応援がかなり過熱していたが、今大会の会場での人気ナンバーワンはミケルソンになるだろう。ミケルソンはそんなニューヨーカーの声援はもちろん大歓迎と語っている。