米国男子ツアー

今日の日本人選手/個性豊かな6人の日本勢が、全英の舞台を席巻する!

2007/07/17 09:00

今年の「全英オープン」に参戦する日本人プレーヤーは総勢6名。まず、昨年度の日本ツアー獲得賞金額上位2名の資格で谷口徹。谷口はランク4位だったが、2位と3位の選手が別資格で出場を決めているために繰り上げ出場に。ランク1位の片山晋呉は、背中と右ひざの故障の回復が思わしくなく、開催前週に欠場を表明した。

さらに、「日本プロゴルフ選手権」から「ミズノオープンよみうりクラシック」までの5試合の賞金獲得額上位2名に入った近藤智弘伊澤利光、「ミズノオープンよみうりクラシック」で上位4名に入った武藤俊憲佐藤えいち。そして昨年大会で5位タイに入り、上位10名に与えられるシード権により出場する谷原秀人の6名の精鋭たちだ。

中でも大きな期待を背負っての出場となるのが、昨年大会でリーダーズボードにその名を連ね、世界中に大きな驚きを与える活躍を見せた谷原秀人。谷原は昨年の成績によりリンクスでのプレーに大きな自信を植え付けたはず。攻撃的なプレースタイルを武器に、今年も上位に名を連ねる可能性は十分に考えられる。

また6度目の出場を果たす谷口は、直前の日本ツアーで2週連続勝利を達成し、絶好調の状態で今大会を迎える。そして2年連続2度目の出場となる武藤、2002年以来2度目の出場となる伊澤ら出場経験を持つ選手たち。過去の出場では満足の行く結果を残せていないだけに、今年は奮起が期待される。近藤智弘佐藤えいちの初出場組も、失うものはなにもないチャレンジ精神と若さで、強豪勢に臆することなく思い切りぶつかって欲しい。