米国男子ツアー

「ターゲットワールドチャレンジ」プレビュー

2003/12/11 09:00

世界ランキングトップ10のうち6名が出場。今季4大メジャーチャンピオン中3名が出場している、「ターゲットワールドチャレンジ」。しかし出場選手の素晴らしさも大事だが、この大会の意義はチャリティにある。

タイガー・ウッズ
「我々は1250万ドルもの寄付金を集めていて、南カリフォルニアに設立した子供たちのためのラーニングセンターに寄付している。また、子供たちのために様々なプログラムがあるんだけど、参加してくている子供たちの数も200万人を突破した。凄い勢いでチャリティの規模が育っている。もちろんゴルフの調子も最高に良い。このコースはロースコアも出るけど、ミスが大きな痛手につながることもあるから面白い。5つのパー5で波に乗れればロースコアを出せるけど、グリーンが厳しいから、ちょっとしたミスで大叩きしてしまうこともあるから」

デービス・ラブIII
「面白いコースだね。波に乗れればバーディラッシュだけど、決して簡単なコースというわけではない。外し始めるとズルズル落ちていってしまうよ。鍵は5つのパー5だね」

タイガーやラブの言葉どおり波に乗ったのが昨年のチャンピオン、パドレイク・ハリントン。昨年の大会で3日目に9アンダーを出す猛チャージで通算22アンダーという驚異的なスコアで優勝した。

パドレイグ・ハリントン
「昨年は凄かったね。最初の3つのパー5はすべてイーグルだったからね。4つ目のパー5ではあわやアルバトロスだったし、最後のパー5でもバーディだった。パー5だけで8打稼ぐことができた」