米国男子ツアー

「ベルサウスCL」優勝者インタビュー

2003/04/07 09:00

2日目を終えてギリギリで予選を通過したベン・クレインが3日目64、最終日にコースレコードタイとなる63の猛チャージで米ツアー初優勝を飾った。コースレコードの63はタイガー・ウッズ、ダフィ・ウォルドーフと並んでタイ記録。

-予選通過さえ危うかったのに優勝しましたね

ベン・クレイン
「2日目終了時点では落ち込んでいた。前向きな気持ちで試合に臨んだのにギリギリで予選通過とは情けなかった。でも3日目にエンジンがかかった」

-3日目に64を叩き出し一気に上位に来ましたが、最終日に優勝争いできると思っていましたか?

ベン・クレイン
「タタランギが昨年ラスベガスで初優勝した時に、全然優勝のことなど頭に無かったと言っていたけど、私もそうだった。14番ホールが終わるまで優勝なんて考えていなかった。ただ楽しくて、できるだけ良いスコアを出そうと思っていただけだ。ただ上位が崩れ出して、自分のパットがガンガン決まりだした。気がついたら優勝のチャンスが目の前にあって、優勝したという感じだ」

-18番でのドライバーは飛びましたね

ベン・クレイン
「17番のティショットで消極的になってしまったので、18番ではしっかり打とうと思っていた。打ってしばらく経ってから大歓声が上がったので、飛んだことが分かった。残りはピンまで195ヤードだったので7番アイアンで気持ちよく打った。グリーン上の傾斜を上手く使って、好位置に乗せられた。その時点で優勝を確信した。イーグルパットが決まったときは本当に嬉しかった」