米国男子ツアー

米ツアー「フォード選手権」前日祭のNASCAR体験!?

2003/03/05 09:00

今年から開催場である「ドラール」の冠スポンサーとなったフォード社。通常自動車メーカーがスポンサーにつくと、開催中の移動用車としてメーカーが車を手配してくれるものだが、今回フォードが希望者に用意したのはNASCAR車だった。15人のプロたちがチャーターヘリで向かったのはフロリダ州にあるホームステッド・マイアミ・スピードウェイ。各自レース用のスーツに着替え、フォード・レーシング・チームのNASCARドライバー、デイル・ジェレットから簡単な心構えを教わり、レースカーを運転した。

デイル・ジェレット
「もちろん楽しんでもらうことが大事だが、車を操る方法を少し伝授した。ゴルフと一緒で、コースが右ドッグレッグならそっちにボールを曲げるように、レースはコーナーが全て左ターンだから、毎回同じように曲がればいいと教えた」

フレッド・ファンク
「すごく緊張したけれど楽しかった。ほとんどブレーキを使わないし、壁に突っ込むのかと思ったよ」

スチュアート・アップルビー
「車から降りたくないって、子どものように駄々をこねそうになるほど、ずっと乗っていたかったよ」

ビリー・アンドレード
「ピットにいるメカニックマンも素晴らしい仕事ぶりだったし、私の素晴らしい走りを見せることができた。しかしマシン本来の威力は十分に発揮されてなかったけどね」