20歳のスーパーアマ、最終日は池田勇太と同組に
2011/07/17 07:55
イングランドのロイヤルセントジョージズGCで行われている今季の海外メジャー第3戦「全英オープン」。初日に大会史上アマチュアのベストスコア「65」をマークしトップタイに立っていたトム・ルイス(イングランド)は、最終日を前に通算5オーバーの33位タイまで後退した。
1アンダーの14位タイから決勝ラウンドを迎えたルイスはこの3日目、フィル・ミケルソンと2サムでラウンド。出だしこそ2連続パーでスタートしたが、悪天候の中でのプレーに苦しみ、パッティングの不調から徐々にペースを乱していく。3番から3連続ボギー、そして8番からは2連続ボギー。17番でようやく初バーディが来たが、最終18番もボギーとして「フラストレーションがたまった。一日の最後が悪いと、悪い一日になってしまう。今日のミスから学んでいけるようにしないと」と締めくくりを悔やんだ。
今年9月に行われるアマチュアの欧米対抗戦「ウォーカーカップ」出場後にプロ転向する予定の20歳は、今大会でローアマ(ベストアマ)を獲得することが目標。予選を通過したもう一人のアマ、米国のピーター・ユーラインが2打差の通算7オーバー、41位タイにつけている。「ピーターはいい選手。例え勝てなくてもいいプレーがしたいと思う」と話したが「できれば大きなトロフィーが欲しい」と続けた。
迎える勝負の最終日。ルイスは決勝ラウンドに残った唯一の日本勢、池田勇太とともに現地時間午前11時10分にスタートする。