2011年 マスターズ

オーガスタ初陣の藤田、石川を師匠と仰ぐ

2011/04/06 11:27
石川遼と3度目の練習ラウンドをこなした藤田寛之。プレー中に意見を聞く場面も多く見られた

「マスターズ」初出場となる藤田寛之が5日(火)、石川遼とともに18ホールの練習ラウンドを行った。オーガスタ入りしてから、石川とは3度目のラウンド。3年連続出場となる石川からアドバイスをもらいながらプレーを続け、「オーガスタでは師匠と呼ばせていただきます」と謙虚な言葉に終始していた。

この日で6日連続のラウンドとなるが、「まだ分からないところもあって、回るたびに発見がある。全部が難しい。難しいホールを18ホール集めた印象です。グリーンに乗せるのも簡単ではないし、乗っても2パットで入れるのも簡単じゃない」と苦笑。そんな不安を払拭するには、とにかくラウンドを重ねるしかない。「正直、疲れはあるけど、とにかくラウンドを多くしてコースを知らないと。いまさらショットどうこう言ってもしょうがないですしね」。

そして、この日発表された予選ラウンドの組合せでは、メジャー1勝のマイク・ウィア(カナダ)と、南アフリカの雄、レティーフ・グーセンと同組に。「マスターズには聞いたことが無い選手はいないけど、すごくいい選手と回れて嬉しいです」と笑顔。今なお向上心の塊である41歳のベテランの挑戦意欲を掻き立てるには、不足のない組合せとなった。

明日は午前中に9ホールをラウンドし、その後パー3コンテストに出場する予定。

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