タイガー、屈辱的な18オーバーでブービー賞!
2010/08/09 09:21
WGC(世界ゴルフ選手権)「WGCブリヂストンインビテーショナル」で、完全復活が期待された、世界ナンバー1のタイガー・ウッズ。過去に7勝を挙げる相性抜群の大会だったが、4日間の戦いを終えて通算18オーバーの78位タイでホールアウトした。
最終日は7オーバーの「77」。タイガーがプロ転向後に78位タイで競技を終えるのは今回が初めて。ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が通算20オーバーで80位に終わったため最下位こそ免れたが、下から2番目のブービー賞。今大会は予選落ちがない試合ということもあるが、4日間通算で18オーバーというスコアも、2003年の全米プロで記録した通算12オーバーよりも6つも悪いスコアとなる。
今大会をタイガーが38位タイ以下で終わり、フィル・ミケルソンが4位以内に入った場合、その時点でワールドランキング首位の座をミケルソンか獲得することになっていた。3日目を終えた時点でタイガーの38位以下は濃厚。ミケルソンも10位タイで最終日を迎えたため、ランキング入れ替えの可能性は高かった。
しかし、ミケルソンも最終日はスコアを崩して、通算3オーバーの46位タイ。首の皮一枚の状況で首位の座を守ったタイガーだが、次週の全米プロでも、この話題は続きそうだ。