米国男子最終日／ビジェイ、「パットに自信を持って全米プロに臨める」

ビュイックオープン最終日

－この優勝で賞金ランキングもトップに返り咲きですし、年間最優秀プレーヤーの座も見えてきましたね。

ビジェイ・シン
「まだそんなことを考えるには早すぎますよ。でも今日のプレーには満足しています。変えたばかりのパターが決まってくれて本当に喜んでいます。おかげでパットに自信をもって最終メジャーの『全米プロ選手権』に臨めます」

－ジョン・デーリーがバーディ、イーグル、バーディ、バーディという猛チャージを出だしから仕掛けてきましたね。

ビジェイ・シン
「1番と4番は僕もバーディを奪えたけど、2番でのチップイン・イーグルには驚いた。しかし今日のデーリーは素晴らしいプレーだったよ。全てのドライバーが真っ直ぐだったし。しかし飛ばすデーリーを横目に自分には、焦らずまだバーディホールはある、巻き返しは可能だ、と言い聞かせたんだ。とにかく忍耐強く、落ち着いてプレーしようと心掛けた。

「それとデーリーを取り巻くギャラリーの多さには驚いた。すごい声援だった。全てのショットに大歓声があがるんだ。途中デーリーに、『彼らを金で雇ってるのか？』って冗談で聞いたよ。でも僕も楽しんだよ。うるさいほどの声援だったけど、僕は反対に落ち着いていた。うるさくなればなるほど、僕の冷静さが増した感じ」

－メジャー2勝はどちらもレギュラーサイズのパターで優勝していますね。その冴えが戻ってきて、メジャー最終戦への意気込みも強化されたのでは？

ビジェイ・シン
「来週はオフをもらいます。いつもはメジャー前週は参戦してスイングの最終調整をするんですが、今回は必要ないので休息が取れます。しっかり自宅でパットやショットの強化をしてきて、メジャーに準備万端で臨みたいです」