米国男子ツアー

ヘンズビーが断った「全英オープン」権は2位モーガンに渡らず

2004/07/13 09:00

先週開催された米国男子ツアー「ジョンディアクラシック」優勝者に与えられる「全英オープン」出場権。しかし優勝したマーク・ヘンズビーは「ジョンディアクラシック」開始前から、メジャー大会開催2日前に現地入りしても充分な準備ができないという理由から出場はしないと決めていた。

その言葉どおり、ヘンズビーは「全英オープン」出場を辞退。とすれば、出場の権利は2位のジョン・モーガンに譲れると思われていたが、残念ながらルールはモーガンの思惑通りにはいかなかった。なぜなら、「全英オープン」出場権は優勝者に限定されたものだったから。

イギリス出身のモーガンにとって、「全英オープン」は幼い頃からの憧れであり、夢。「ジョンディアクラシック」プレーオフでのティショットミスで優勝を逃してしまったことを悔やんでも悔やみきれないという心境にあるのだろう。