米国男子ツアー

「FBRオープン」/優勝者にインタビュー

2004/02/02 09:00

-「バック9に入ってからは、クリス・ディマルコがバーディを決めたホールで、あなたもバーディを決め返すといった白熱した試合展開となりました。12番パー3について聞かせて下さい。あのホールは苦手意識を持っていたようですね」

ジョナサン・ケイ
「そうなんです。あのホールはグリーンの右サイドに池があるので、それがプレッシャーになっていました。また私の前にディマルコがティショットをピン30センチに寄せていたので、とにかく池だけは避けたいと思ってしっかり左にフェードを打ったんです。そうしたらそれがうまくいってバーディを取ることができました」

-「14番も素晴らしかったですね」

ジョナサン・ケイ
「あのホールでもディマルコが距離のあるバーディパットを決めていたんです。ですから私も決めなくてはと思っていました。今日のようなバーディ合戦になるとどちらか先にミスをしたほうが負けるものです。そう思っていた矢先にディマルコが16番でミスをしたんです。あのプレーが試合の流れを変えましたね」

-「優勝争いになったら自分のゴルフに集中するんですよね」

ジョナサン・ケイ
「その通りです。自分のゴルフのことだけを考えています。それができなかったら優勝なんてできないと思いますよ」

-「昨年ビュイック・クラシックで初優勝を飾った時はプレーオフを制しての勝利でした。今日はディマルコとのバーディ合戦となりました。あなたはプレッシャーがかかった方のが力を発揮できるタイプですね」

ジョナサン・ケイ
「そうかもしれません。プロなら誰でも優勝争いをすることを目標にしていると思います。優勝争いとなれば多かれ少なかれプレッシャーがかかりますからそのプレッシャーに勝たなければ優勝はありません」