米国男子ツアー

まだまだ若いぞジェイ・ハース

2004/01/28 09:00

今年すでに50歳のジェイ・ハース。昨年49歳の時に、ジェイ・ハースがまだまだPGAツアーに残りたい理由として3つ挙げていた。ひとつは「プレジデンツカップ」に出場すること。2つ目は「ライダーカップ」選抜メンバーになること。そして3つ目がPGAツアーの10勝目を挙げたいというものだった。「プレジデンツカップ」は念願が叶い、「ライダーカップ」もポイントランキングも現在8位とかなり好調。そしてツアー10勝目も今週の「ボブ・ホープ」で限りなく近い位置まで来ていた。

02年シーズンの「ボブ・ホープ」でも最終日に2位以下に1打差をつけての首位スタートとチャンスを作った。しかし13番から調子が崩れ、17番でのダブルボギーを含む上がり5ホールで4オーバー。03年の「ボブ・ホープ」では2日目に61をマークし、一気に優勝争いに浮上した。最終日の最終ホール、首位タイとなっていたハースだが、残り143ヤードを9番アイアンで攻めたが、痛い池ポチャで2位フィニッシュとなった。そして04年は残念ながら1打差でプレイオフに駒を進められなかった。しかし03年に賞金ランキング15位という素晴らしい成績を残したジェイ・ハース。過去20年間では、レイモンド・フロイドが1992年に50歳で13位という記録に次ぐ快挙である。