米国男子ツアー

「ボブホープクライスラー」/優勝者にインタビュー

2004/01/26 09:00

-「久々の優勝争いでしたが、プレッシャーは?」

フィル・ミケルソン
「かなりのプレッシャーで緊張してましたが、久々にコースで楽しむこともできました。今日は出だしが良かったのに途中で痛いミスをしてしまった。でも最終ホールでバーディを決めてプレーオフにつなげることができました。さらにプレーオフ1ホール目をバーディで勝てて、満足のいく試合でした」

-「優勝枯れと言われた昨シーズン、オフ中にかなりの練習を積んで迎えたシーズン初戦での優勝、どんな気分ですか?」

フィル・ミケルソン
「最高の1週間ですね。この優勝で得た最も大きなものは自信を取り戻したという点。オフ中に集中して調整したことがこんなにも早く結果につながるとは思っていませんでしたから。昨年の出来栄えからして、もっと時間がかかると思っていたが、すぐ結果に結び付けられて自信が戻ってきました。再び優勝争いに戻れ、自分が数年間守れていたレベルに復帰できて嬉しいです」

-「オフ中にデイブ・ペルツとかなりショートゲームに磨きをかけていたと言ってましたが、18番ではそれが光ましたね」

フィル・ミケルソン
「今回明確に出たプレーの差は、ショートアイアンの距離感だね。昨年はショートゲームがメチャクチャで、距離感もひどいものだった。だからこの数ヶ月間、改善に努めたんだ。おかげで今回はグリーン周囲のショットを自信もって打てた」

-「多大な優勝回数がある中で、今回の優勝はどのくらいの重みがありますか?」

フィル・ミケルソン
「優勝した大会にランキングをつけることは嫌いですが、重要な優勝だったと思う。あまりに長く優勝争いから離れていたから。この優勝を糧にもっと安定して常に優勝争いに食い込めるようなプレーをしたい」