米国男子ツアー

ウェスタンオープン期待の選手:ルーク・ドナルド

2005/06/30 09:00

昨年、スティーブン・エイムスが最終18番でショットを打つ様を油絵に描いたルーク・ドナルド。この作品がチャリティとして寄贈される話は以前、ゴルフチャンネルでも伝えているが、そのドナルドはイギリスう生まれ。イギリス育ちでありながら、芸術を学んだ大学生活は「シアラス・ウエスタン・オープン」の開催地、シカゴのノースウエスタン大学だった。当時、NCAAで大活躍だったドナルドは今もイギリスの実家以外にシカゴにも家を持っている。それだけにドナルドにとっては第2の故郷といえる場所なのだ。

ルーク・ドナルド
「大好きな大会なんですよ。まず自宅で寝られるしね。それにこの大会の運営は本当に素晴らしい」

-「今週が終わったら、来週はロックロモンド入りして欧州ツアーの試合に参戦、そして全英というスケジュールですね。いまはPGAをメインに戦っていますが、やはりイギリス出身ということで全英では地の利を生かして優位に立てますか?」

ルーク・ドナルド
「全英はまたまったく別の生き物というか、他のコースと一緒にはできませんよ。もちろん幼い頃からイギリスのリンクスコースには慣れ親しんできましたが、PGAツアーでのアメリカ流のコースに慣れてしまっているので、他の選手よりも有利ということはないでしょうね」

-「メジャーに近い若手選手の筆頭といわれていますが?」

ルーク・ドナルド
「嬉しいですね。特に全米オープンのようなセッティングは僕のプレーに合っています。残念ながら今年は決勝ラウンドで思ったようなプレーができませんでしたが、自信は確実についています。これから先が楽しみですね」