米国男子ツアー

タイガーの流れを変えた2ペナ!「フェンスを壊していなかったら…」

2005/05/11 09:00

タイガー・ウッズが「ワコビア選手権」の最終日、10番ホールでフェンスを壊して、動かしてしまった為に課せられた「2打罰」があった。しかし、実は動かしたフェンスがもう少し頑丈であれば、タイガーにペナルティはなかったという。

試合時にタイガーはギャラリーの助けを借りてフェンスを動かそうとした際に、意図的ではなかったがフェンスを壊してしまった。米国男子ツアーのオフィシャル、マーク・ラッセル氏によると、「動かしたこと」ではなく「壊したこと」がペナルティの理由だという。

ラッセル氏は「なんとかタイガーにペナルティを課せないようルールブックを読み返したが、やはり物を壊してしまっては救えない」と語った。

◇「ワコビア選手権」のホームコースがメジャー開催!?

「ワコビア選手権」は世界ランキング上位10名中8選手が参加するなど、大会運営としては大成功を遂げたが、ホームコースの「クエイルホロークラブ」はさらなる大舞台を担うことになるかもしれない。

「クエイルホロークラブ」の社長、ジョニー・ハリス氏によると、メジャー開催地の選考担当者たちと非公式にミーティングを重ねているという。最も可能性が高いのは2011年以降の「全米プロゴルフ選手権」か、ライダーカップの開催を任されるかもしれないとのこと。「クエイルホロークラブ」はすでに2010年まで「ワコビア選手権」との開催契約を結んでいる。