米国男子ツアー

改造後のオーガスタを視察したタイガーとエルスのコメント

2006/03/17 09:00

タイガー・ウッズ
「4番が長かったです。ウッドを使わないといけませんね。7番も変わりました。違うホールになったような印象です。1番は(右の)バンカーまで300ヤード必要になりました。北からの冷たい風が吹いたらピンどころかグリーンの表面も(2打目地点から)見えないでしょう。

7番(の2打目)は8番アイアンで打ちました。4番は3アイアンで試みましたが届きませんでした。コースは間違いなく難しくなったと思います。距離も伸びたし、グリーンも難しいです。グリーンもスピードは速いですね。もしこれに硬いという要素が加われば、一番難しいコースだと思います」

アーニー・エルス
「通常はマスターズの前の週にオーガスタに行くのですが、今年は少し早く見に行きました。2日間プレーをしましたがコースの状態はとてもよかったです。冬芝のオーバーシードが成功したのだと思います。きっといい天気に恵まれたのだと思います。グリーンはとても速かったです。コースの改造点はかなり大幅な変更だったのですぐにわかりました。

4番が大きく変わりました。フォローの風のときは4番アイアンで左のピンを狙いました。2日目は少しアゲンストになり右のピンに対し2番アイアンで打ちました。2日間ともパーでしたがあのホールを2番アイアンで打たなければいけないとなると大変です。

7番がもうひとつの大きな改造ですね。軽いアゲインストの風でしたがドライバー、7番アイアンで両日打ちました。ミドルアイアンで狙うとなると難しいです。4番や5番を持たなくてはいけない選手も出てくるでしょうが、私はそうなりたくないです。

11番や17番もティーの位置が変わり狭く感じました。もし天候が悪くなるとさらに難しい1週間になりますね。4大メジャーで一番ハードになったと思います。昔は一番楽しいメジャー大会でしたが、今は一番難しいと思います。

あと1番も変わりました。ティショットは楽になったのかも知れません。右のバンカーは297ヤードなので出場選手の8割はバンカーまで届かないと思います。少しフェアウェイを広く使えます。しかしグリーンを狙うセカンドショットが難しくなりました。私は6番アイアンでグリーンを狙いましたが、スタートホールとしては難しいホールだと思います」