米国男子ツアー

増田伸洋のキャディ佐藤賢和が見た「全米オープン」/練習ラウンド

2007/06/14 09:00
練習ラウンド中の増田伸洋とキャディの佐藤賢和

皆さま、こんにちは。今回、初メジャー「全米オープン」に出場いたします、増田伸洋プロのキャディをしている佐藤賢和です。自分自身も初メジャーですので、期待と緊張でどきどきしています。明日のファーストラウンドに向けて最終調整を行っていますが、開催コースの「オークモント」はかなり難しいです。

増田プロは、コースに入って初日にハーフラウンドを行い、2日目に1ラウンドしましたが、そのときのスコアは「78」。決して悪い数字ではないと思います。今大会、予選2日間のカットラインは12オーバーくらいになると思います。内藤雄士さんは、15くらいは行くだろうと話していました。

他に日本人選手の方たちも、コースの難しさには驚いています。片山晋呉さんは「今までのメジャーで最も難しい」と表現しました。アメリカ歴も長く、PGAツアーでも活躍する今田竜二さんも「ここ難しいでしょ」と舌を巻くほどだ。

あのタイガー・ウッズでさえ、毎日オーバーパーでのラウンドも覚悟しているようです。先ほど、明日迎える初日のラウンドに向けて、増田プロと話をしてきました。アンラッキーがあっても、トラブルに見舞われても「鼻息を荒くすることなく、なんでも受け入れよう」と。耐えるゴルフの連続だとは思いますが、少しでもプロのサポートができるように気合を入れて臨みます。
代筆/GDO編集部