またしても1打及ばず…金谷拓実は予選落ち
2022/07/16 14:03
◇メジャー第4戦◇全英オープン 2日目(15日)◇セントアンドリュース オールドコース(スコットランド)◇7297yd(パー72)
大会3度目の出場となる金谷拓実は、過去2回(2019年、21年)に続いて今大会も1打及ばずの予選落ち。頭上に引かれたカットラインを越えらず、「こういう結果で終えて残念です。悔しい」と胸中を明かした。4月「マスターズ」でも味わった“1打の壁”を打ち砕くことはできなかった。
2オーバーから出た大会2日目は、スコアを落とさずにチャンスがあれば積極的にバーディを獲りに行く姿勢で臨んでいた。前半7番と9番でバーディを奪って前日にたたいたボギーを獲り返し、イーブンにしてバックナインに入った。
10番、11番とチャンスがなかなか作れず、12番では2mにつけたバーディパットを外してのパー。2日間を合わせると平均スコア「4.372」で、17番に匹敵する難関ホールとなった13番パー4では3パットをたたいてのボギーとした。
バーディを獲れるチャンスホールでもある356ydの18番では2打目を56yd残し、2オン2パットのパーで終えて大会の幕を下ろした。「おそらくバーディを獲れば予選通過だろうと分かっていて、その中で取れなくて」
状況を把握していただけにどうにもできずにホールアウトした結果は「残念」の一言に尽きた。「ショットも、パットも、どっちもいいプレーができないとダメだったと思うし、また次につなげていきたい」
次週21日開幕の「カズークラシック」(イングランド・ヒルサイドGC)、28日からの「ヒーローオープン」(スコットランド・フェアモントセントアンドリュース)と、同じ英国での欧州ツアー2連戦に向けて気持ちを切り替える。(スコットランド・セントアンドリュース/石井操)