デシャンボーが欠場を決断 左手首の故障から復帰ならず

◇メジャー第2戦◇全米プロゴルフ選手権 事前（18日）◇サザンヒルズCC (オクラホマ州)◇7556yd（パー70）

PGAツアー8勝のブライソン・デシャンボーが開幕前日に出場を取りやめた。左手首付近の故障を抱えており、この日の練習後に欠場を決めた。

デシャンボーは2月にサウジアラビアでの試合に出場時、卓球に興じていた際に大理石の床で転倒。「マスターズ」翌週の4月14日にオハイオ州の病院で左有鉤（ゆうこう）骨の手術を受けた。今大会での電撃復帰を目論み、会場入りして調整を重ねていたが、イン9ホールのコースチェックを終えた午後5時頃にキャンセルを申し出た。

米ゴルフチャンネルの取材に「今週プレーするのは得策でないと感じた。準備ができている他の選手に出場の機会を譲りたい。疲労を感じながらの4日間は長い」と答えた。痛みについては言及しなかったが、患部のパワー、スタミナ不足を感じたという。「70%ではなく100%で復帰したい。まだ少し時間がかかる」とカムバックを先延ばしにした。

デシャンボーの代わりにデニー・マッカーシーがフィールドに入った。