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ゴルフきょうは何の日<3月25日>

2021/03/25 12:40

1999年 カプルスが驚愕の “ホールインスリー”

フレッド・カプルス※写真は2018年Dick's Sporting Goods Open(Michael Cohen/Getty Images)

「ザ・プレーヤーズ選手権」第1ラウンドで、フレッド・カプルスがTPCソーグラス名物の17番ホール(パー3)で驚くようなことをやってのけた。

カプルスが放ったティショットは池ポチャ。世界的にも有名なアイランドグリーンで、それまでも、それ以降も多くの選手がそうだったように、特別なことではなかった。だが、カプルスの場合、そのあとがあまりにもユニークだった。打ち直しとなる3打目をダイレクトでカップインさせ、パーを取ってしまったのだ。

ファンが大歓声を浴びせる中、カプルスは淡々と歩きだした。この日は「77」でプレー。以降「71」「73」「68」で通算1オーバー4位に入った。のちにカプルスは「あのショットが決まらなければ、80か81で回っていて、予選通過できなかっただろう」と語っている。

1984、96年大会を制しているカプルスだが、いまなおベストショットとして語り継がれているのが99年のこのシーンで、全米プロゴルフ協会(PGAオブ・アメリカ)は公式サイトで「TPCソーグラスの17番ホールで起こった最もクレイジーな出来事」と伝えている。