タイガー・ウッズ「マスターズ」出場は不透明 12月に腰を手術
2021/02/22 10:07
◇米国男子◇ジェネシス招待 最終日(21日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)
12月に腰の手術を受けて戦列を離れているタイガー・ウッズが、4月のメジャー「マスターズ」(ジョージア州オーガスタナショナルGC)出場への明言を避けた。今週の「ジェネシス招待」のホスト役としてテレビ中継にゲストとして招かれ、実況アナウンサーに「マスターズまで7週間。日曜日に勝つ姿があるか」と問われると、「そう願っている。まずは出場しなくてはいけない」と微笑みながら答えた。
ウッズは昨年11月の「マスターズ」に出場した後、12月に息子のチャーリー君とフロリダでのエキシビションマッチ「PNC選手権」に参加した後、神経痛を発端に椎間板切除術を受けた。2017年以来、キャリアにおいて5回目の手術だった。
今年に入ってから試合出場がなく、現在はリハビリおよびジムでのトレーニングに取り組んでいる。「元気だよ。まだ少し硬い」と患部の状態を明かし、MRI検査を近々受ける予定で、「それからもっとたくさんのことを始められようになる。今のところはリハビリのための単純な動きばかり。もっと負荷をかける前の段階」と説明。患部への負担を軽減するべく、SWと同じ長さにしたパターでの練習ドリルをこなしているという。
「マスターズ」に向けた準備段階での出場試合についても「分からない」と話し、復帰への道筋は鮮明でない。「多くは外科医、医師、セラピストの判断に基づいている。正しく(回復)できるように」
ウッズは2019年に日本での「ZOZOチャンピオンシップ」でPGAツアー歴代最多タイの通算82勝目をマークしてから優勝がない。