米国男子ツアー

ゴルフきょうは何の日<2月7日>

2021/02/07 11:17

2016年 松山英樹がリッキー・ファウラー破って米ツアー2勝目

23歳の松山英樹、米ツアー2勝目を飾りました

1週間で延べ61万8365人の観客が押し寄せた「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」。熱気が高まった最終日は松山英樹が通算14アンダーで並んだリッキー・ファウラーとのプレーオフを破り、ツアー2勝目を挙げた。

大きく試合の流れが変わったのは終盤の17番だった。2打差つけてトップを走るファウラーの球が無残にもグリーン奥の池に入ってボギーに。グリーン手前につけた松山はバーディを奪ってトップに並び、そのまま延長へともつれ込んだ。

18番で行われた延長1ホール目はともにパー。2ホール目では先にファウラーが4mのバーディパットを決めるも、同じくらいの距離が残っていた松山も入れ返して3ホール目へ。舞台を17番に移した延長4ホール目で再びファウラーが池に入れ、決着した。

プレーオフ中に沸き起こったのは「USA!」と叫ぶ観客らの声。「たくさんのギャラリーが入って盛り上がり、僕もやりやすかった」と当時は語ったが、状況は完全なアウェーだった。

松山は翌年大会でも、ウェブ・シンプソンとの一騎打ちとなった。場内には「USA!」の声に交じって「ヒデキ!アイ・ラブ・ユー!」といったエールが響き渡り、「去年は“99対1”だったのが、今年は(自分への応援が)10%くらいはあったんじゃないですかね」と振り返った。