2021年 セントリートーナメントofチャンピオンズ

プール、ビーチでゆっくりと 連覇を目指すジャスティン・トーマス

2021/01/07 11:30
2021年の初戦に臨むトーマス(Cliff Hawkins/Getty Images)

◇米国男子◇セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ 事前情報(6日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7596yd(パー73)

カパルアで行われる年頭の試合は、直近4大会で優勝2回(17、20年)、3位1回。ディフェンディングチャンピオンのジャスティン・トーマスは「楽しいコースだし、楽しい一週間」と毎年、マウイ島に来ることを楽しみにしているという。

「ときどき、自分がゴルフの大会に出ていることを思い出さないといけないんだ。ここは時差の関係でいつも早く目が覚めるから、早い時間にプレーをして、午後はゆっくりとプールやビーチで過ごす。1年を通しても、そんなことをするのはこの試合だけだね」

ちなみに、ハワイを満喫しながら試合へと備えているのは、トーマスだけではない。サーファーとして知られるアダム・スコット(オーストラリア)も「きょう(月曜日)の午後、波が良さそうならちょっとパドルしてこようと思う。よい準備だね(笑)」と、広大な太平洋も調整に活用している。

コースは2019年にすべてのグリーンが作り直され、3、5、15、16番にバンカーが追加されたが、トーマスにとって相性の良さは変わらない。「コースはいままで見た中で一番状態がいい。日曜日に初めてラウンドしたときに、フェアウェイとグリーンの素晴らしさに驚いたよ。グリーンは昨年よりもかなり軟らかいので、その分、少し易しくなると思う」という。昨年の優勝スコアは通算14アンダーだが、今年はそれ以上のスコアの伸びが期待されそうだ。

フィールドには世界ランク1位のダスティン・ジョンソンを筆頭に、同2位のジョン・ラーム(スペイン)、同5位のブライソン・デシャンボーらが顔を揃える。「昨日、DJ(※13、18年大会で優勝)と、僕たちはここに来るチャンスがあれば必ず来る2人だねって話していたんだ」。ハワイを楽しむことが勝利への近道なのか…。(ハワイ州カパルア/今岡涼太)

2021年 セントリートーナメントofチャンピオンズ