2020年 マスターズ

ウッズが12番で池ポチャ3発 自己ワーストの「10」たたき

2020/11/16 06:15
12番で「10」をたたいたが、以降は5バーディで巻き返しこの笑顔(Patrick Smith/Getty Images)

◇海外メジャー◇マスターズ 最終日(15日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)7475yd(パー72)

大会連覇を目指したタイガー・ウッズは、12番(パー3)で米ツアーデビュー以来、1ホールの自己ワーストスコアとなる「10」をたたくなど4オーバー「76」。最終日は20位から38位へ順位を落として終えた。

毎年、ドラマを演出してきた12番。「風を読み間違えた」というウッズは、ティショットをグリーン手前のレイズクリークへ落とすと、ドロップ後の3打目も再び同じクリークへ。5打目をグリーン奥のバンカーに運んだが、6打目はグリーンオーバーして再び水の中。8オン2パットで+7の「10」とした。

今年で23度目の「マスターズ」となるウッズだが、過去にトリプルボギー以上をたたいたのは3度だけ。「8」がこれまでのワーストだった。マスターズ史上、同ホールでのワーストスコアは1980年、トム・ワイスコフの「13」がある。

それでも、「ゴルフは他のスポーツと違って孤独だ。誰も助けてくれないので、自分で問題を解決して、奮闘しないといけない。最後はそうすることができた」というウッズは、続く13番以降の6ホールで上がり4連続を含む5バーディを奪って「76」。オーガスタでの自己ワーストスコア(※アマチュア時代、1995年の3R「77」)更新は免れた。

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