ギャラリー許可のヒューストン ミケルソン「出場はリスク」発言を修正
2020/10/25 17:38
◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ@シャーウッド 3日目(24日)◇シャーウッドCC(カリフォルニア州)◇7073yd(パー72)
オーガスタで4度目のグリーンジャケット獲得を目指すフィル・ミケルソンが、メジャー前週に開催される「ヒューストンオープン」出場を巡って、「マスターズ前週に不必要なリスクを取りたくない」と発言したことがニュースとなり、ミケルソン本人があらためて発言の真意を説明した。
PGAツアーは11月5日(木)に開幕する「ヒューストンオープン」で、4日間計2000人までのギャラリー入場を許可する方針を決めている。ミケルソンはマスターズ直前にヒューストンでプレーすることを慣例としていたが、今週水曜日に出場の意向を問われて「(同週にチャンピオンズツアーが開催される)フェニックスにギャラリーが居なければそちらに出る。両方ギャラリーを入れるならヒューストンに出る」と話し、新型コロナウイルスの感染リスクを極力避けたいというプランを明かした。
だが、土曜日になって米ゴルフチャンネルの取材に対し「それ(感染リスク)は判断の決め手ではない。ツアーは安全対策をしっかりすることを確信している」と話し、「ヒューストンは、オーガスタと違ってオーバーシード(夏芝の上に冬芝の種をまいて芝を緑に保つ処理)されておらず、この時期は風も強い。オーガスタに向けて高い球を打ちたいし、フェニックスは3日間でカートに乗ることもできるので疲弊することもない」と、チャンピオンズツアー「チャールズ・シュワブ・カップ選手権」出場の正当性を説明した。
ミケルソンは次週、最終判断をする予定だという。