米国男子ツアー

ウッズ組がコース開場記念のペアマッチでマキロイ組に勝利

2020/09/23 11:15
ウッズとトーマス、マキロイとローズが組んだチャリティマッチ。表彰式にはジャック・ニクラス、ゲーリー・プレーヤーらの姿も(Tom Pennington/Getty Images for Payne’s Valley Cup)

タイガー・ウッズが設計に関わった初のパブリックコース、米国ミズーリ州のペインズ・バレーのグランドオープンを記念して、ウッズ&ジャスティン・トーマスロリー・マキロイ(北アイルランド)&ジャスティン・ローズ(イングランド)が同コースでチャリティのチーム戦を行い、ウッズ&トーマスの米国組が勝利した。

来年に延期となった欧米選抜対抗戦「ライダーカップ」の試合形式を採用。最初の6ホールはベストボール方式、7番から12番は交互にボールを打つオルタネート方式、最後の6ホールはシングルスマッチによって争われた。同点で迎えた延長戦が、岩山や滝に囲まれた特設ホールの19番(パー3)を使用して実施され、トーマスが3m以内につけるショットで勝利を引き寄せた。

コース名は、同州出身でメジャー3勝を挙げながら1999年に飛行機事故により42歳で急逝したペイン・スチュワートにちなんで名づけられた。19番ホールは設計者の一人で、バス・プロ・ショップス創設者、ジョニー・モリス氏が美しい自然の洞窟を通ってクラブハウスに戻るためにつくったという。イベントはペイン・スチュワート・ファミリー財団への募金活動の一環として行われた。