米国男子ツアー

ビジェガスの娘が脳腫瘍のため死去 生後22カ月

2020/07/28 09:04
6月の「コーンフェリーチャレンジ」の際に涙ながらに娘の病気を告白していたカミロ・ビジェガス(Stan Badz/PGA TOUR via Getty Images)

米ツアー4勝の38歳、カミロ・ビジェガス(コロンビア)の娘、ミアちゃんが26日、フロリダ州マイアミの病院で脳腫瘍などのため亡くなった。生後22カ月だった。PGAツアーが27日に発表した。

ビジェガスは6月の米下部コーンフェリーツアー「コーンフェリーチャレンジ」出場を前に、娘の脳と背骨に腫瘍があることを涙ながらに告白。「人々が我々に対して悲しみを感じてほしくない。これが私たち家族の現実であり、私が望んでいるのは前向きな気持ちになることです」と話していた。3月14日に検査で病気が発覚し、小児病院で手術と化学療法など懸命な治療を施されていたという。

わずか22カ月で亡くなったことに同ツアーのコミッショナー、ジェイ・モナハン氏は「家族の一員であるミア・ビジェガスを失ったことを深く悲しんでいる。考えや想いはビジェガスファミリーとともにあります」と哀悼の意を表した。