2020年 WGCフェデックス セントジュード招待

選手入国時の検疫措置免除 WGC、全米プロを前にホワイトハウスが緩和決定

2020/07/26 11:06
「全米プロ」から復帰するアダム・スコット(写真は2019年「日本オープン」)

米国男子ツアー(PGAツアー)出場のため米国に入国する選手について、14日間の隔離を求める検疫措置の対象から外れることが決まった。ロイター通信など複数メディアが報じた。

緩和措置はホワイトハウスによって決定され、24日に選手たちへ通達されたという。「トーナメントウィーク全体を通じて、ツアーが厳格な衛生プロトコルで検査を実施している」ことを理由としている。

選手のほかに帯同キャディ、コーチ、トレーナーも免除の対象となる一方、配偶者や家族は引き続き米国疾病予防管理センター(CDC)のガイドラインに基づく隔離を求められる。

PGAツアーは30日から「WGCフェデックスセントジュード招待」(テネシー州TPCサウスウィンド)、その翌週には今季唯一のメジャー「全米プロゴルフ選手権」(カリフォルニア州TPCハーディングパーク)を予定しており、世界各国から選手が集まると見込まれている。

選手に送られたメールでは帰国時にそれぞれの国で定められている要件に従うことも記載。現時点で米国から日本に帰国する際は検疫措置の対象となり、欧州連合(EU)諸国でも米国からの入域制限を継続している。

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