フリートウッドが2年ぶり予選落ち PGAツアー最長の決勝ラウンド進出記録は
2020/03/07 17:08
◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待byマスターカード 2日目(6日)◇ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)◇7454yd(パー72)
トミー・フリートウッド(イングランド)が約2年ぶりに予選落ちした。2日続けて「76」をたたき、通算8オーバー。2018年「ザ・プレーヤーズ選手権」以降、継続中選手で最長だった連続予選通過記録は33でストップした。
欧州ツアーを含めると、同年の「全英オープン」から続いていた同記録は48試合にのぼる。松山英樹、セバスチャン・ムニョス(コロンビア)と回った今週の予選ラウンドは初日にバーディなし。2日目も巻き返せず「本当にひどい週だった。いつかこういう時が来る。すべてにおいてダメで残念」と肩を落とした。
前週の「ザ・ホンダクラシック」ではイム・ソンジェ(韓国)に競り負けて米ツアー初勝利を逃したばかり。影響はないと言い、視線を次に向けた。「周りの人がどういおうが、プロゴルファーとしては最初の目標が予選を通過すること。通らなければ優勝もできないから。よく続いたと思う。(この期間に)2、3勝して、2、3回予選落ちというほうがよかったかもしれないけれど。来週に向けて進むだけ」
フリートウッドが退いたことで、継続中の最長選手は今大会も予選を通過したコリン・モリカワ。アマチュア時代の2018年の同大会から21試合連続(プロ転向後20試合連続)で決勝ラウンドを戦う。
なお、PGAツアーの最長記録はタイガー・ウッズが1998年から2005年までに残した142試合。(フロリダ州オーランド/桂川洋一)