「100点」の全英 岡山絵里は最終日に初のアンダーパー
2018/08/06 08:00
◇海外女子メジャー◇全英リコー女子オープン 最終日(5日)◇ロイヤルリザム&セントアンズGC (イングランド)◇6585yd(パー72)
海外メジャー初出場の岡山絵里は4バーディ、2ボギーの「70」で回り通算4オーバーの52位で終えた。最終日に初めてアンダーパーを出した。
3日目までに4打を失い「鬼門」とした前半3番で、ボギーをたたいた。「切り替えるしかない」と5番(パー3)でバーディを奪い返した。上がり3ホールが難関の後半は、ボギーなしの「34」(パー37)で切り抜けた。目標にしたイーブンパーより良いスコアになり「100点をつけたい」と笑顔を見せた。
初の英国を「すごく楽しかった」と振り返った。日本のコースでは使わない多様なショットを試したとし、「こっちでは色々なショットが求められる。やれる部分とやれない部分があった」。予選では前年覇者キム・インキョン(韓国)らと同組になり、「恵まれた。わたしと違い、こっちの選手は1Wを本当に曲げない」と明確に課題を見出した。一方「パターは通用した」と前を向いた。
試合会場や街の雰囲気にも刺激を受け、「行かなかったですけど、遊園地があったり。そういうのも含めて良い機会になった」と笑った。国内ツアーは「CATレディース」(8月17日~)から再び出場する予定。伸び盛りの22歳は「全米女子にも出たいし、また絶対にここにも帰ってきます」と約束した。(イングランド・リザムセントアンズ/林洋平)