幸運もたらすパンダの“シャンシャン”?世界4位が力強く連覇に王手
2017/11/04 18:35
◇米国女子◇TOTOジャパンクラシック 2日目(4日)◇太平洋クラブ美野里コース(茨城)◇6608yd(パー72)
力強く大会連覇に王手をかけた。世界ランク4位のフォン・シャンシャン(中国)がこの日ベストの9アンダー「63」を出して通算15アンダーの首位を守った。日本ツアー7勝目、米ツアー8勝目を手繰り寄せた。
出だしの3連続バーディで流れに乗ると、後半12番(パー5)の2打目を3mにつけてイーグルを奪取した。安定感溢れるショットに加え、「この日はパターが良かった」と自賛したグリーン上でも力を発揮し、2日続けてボギーなしでラウンドを終えた。
「食べ物もおいしいし、リラックスできる」と日本の滞在を楽しむ。前夜はチキン南蛮に舌鼓を打った。大会前の10月30日(月)から2日続けて東京で過ごし、買い物に向かった。数個のハンドバッグを購入したようだが、日本ツアーを主戦場とした経験のある28歳は「そんなに、たくさんじゃないですよ!」と笑顔で“爆買い”を否定した。
上野動物園で9月に生まれたメスのジャイアントパンダの名前が“シャンシャン”に決まったことも知っている。「女の子ですよね?中国漢字では少し違うようですが。今週の幸運をもたらせてくれることを願っているの」とおどける余裕を見せた。(茨城県小美玉市/林洋平)