「ビッグスコアですよ」野村敏京、2位発進に貫禄漂わせる
2016/04/22 15:37
米国女子ツアー「スウィンギングスカートLPGAクラシック」が21日、カリフォルニア州のレイクマーセドGCで開幕した。野村敏京が8バーディ、1ボギーの「65」(パー72)をマークし、首位と2打差の7アンダーとして2位発進を決めた。日本勢でただ一人、今季勝利を挙げている23歳は「ビッグスコアですよ」と貫録を漂わせた。
インから出て前半で4バーディを奪取した。「パッティングが良かった」と、16番では4.5mのスライスラインを読み切った。
後半に入り、3番パー3ではティショットをグリーン左ラフに入れ、アプローチも寄せきれずにボギーを叩いた。続く4番パー4では、2打目がグリーン手前のアゴの高いバンカーにつかまった。脱出には成功したが、2.5mのパーパットを残した。
「調子が良くても流れが悪くなることはある。そこで耐えるかどうか」と、勝負どころと踏んだ。このパットをねじ込み、キャディとグータッチをして喜んだ。
我慢のゴルフで崩れかけた流れを断ち切ると、6番からの2連続バーディで伸ばした。最終9番(パー5)では、アプローチを1mに寄せてバーディで締めた。
2日目以降は天候が崩れる予報だが「きょうのスコアがあるから、楽にプレーできる」と、堂々と話した。