2015年 スウィンギングスカートLPGA

右手首に刻んだ思い出の大会 リディア・コーが18歳初勝利で連覇

2015/04/27 12:48
開催週の4月24日に18歳の誕生日を迎えたコー。コースよりケーキが贈呈された (Robert Laberge/Getty Images)

終盤に混戦となった米国女子ツアー「スウィンギングスカートLPGAクラシック」を制したのは、2日目の24日(金)に18歳の誕生日を迎えたばかりのリディア・コー(ニュージーランド)だった。72ホール目のバーディでモーガン・プレッセルに追いつくと、プレーオフ2ホール目で下し、プロ転向後の初優勝を飾った前年大会に続く連覇を成し遂げた。

いつしかコーの右手首に彫られていた『IV・XXVII・XIV』というタトゥーは、「絶対に忘れられない優勝だと思った」という1年前の大会最終日(2014年4月27日)をローマ数字で示したもの。それだけの思い入れが詰まった大会だけに、連覇への喜びもひとしおだ。

「全部のパットに神経を使ったし、プレーオフになって重圧も2倍増しになったけれど、最後まで集中できたことで優勝がつかめたと思う。再び素晴らしいバースデイウィークになって嬉しいわ」

2月「ISPSハンダ オーストラリア女子オープン」に続く今季2勝目で、コーの賞金ランキングはついに3位から1位に浮上。今季8試合に出場して5試合でトップ3フィニッシュ、トップ10を外したのは1度のみと、世界ランク1位に相応しい強さを示し続けている。

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